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コンテンツマーケティングを実践する上で最も重要なこと

コンテンツマーケティングを実践する上で最も重要なこと

こんにちは!WebコンサルタントのKENTです。

 

ここ数年は企業向けにコンテンツマーケティングの分野で尖ってみている僕ですが、そのために色々なコンテンツ考えて、発信を増やしたりもしなくちゃいけないので仕事が大変です。

 

最初からわかっていることなんですけど、Webメディアのコンテンツメーキングって実はめっちゃめんどくさんですよ。笑

 

特に、SEO向けの記事を書いている時は、キーワード選定やって、それに合わせた記事の作成なんかを計算してやる必要があるのでめんどくさい上に面白くないことが多いです。

 

でも、ある程度露出を拡大させていくためには必要なことなので、やるしかないんです。

 

コンテンツマーケティングの効果にソートリーダーシップと呼ばれるものがあります。

 

これはつまり知ったふうな顔して専門家っぽく発信を続けていると、「あの人すごい人かも!」と勘違いされていき、気付いたら「この分野に関してはあの人が詳しい」といった状態を作ることです。かなり簡単な説明ですんません!

 

実は僕もこの効果を利用して自分のポジションを作り上げていきました。笑

 

ただ、このソートリーダーシップ効果が特に効果を発揮できるのは、業界にあんまり詳しい人がいなくて、業界やそのジャンル自体がまだ情報が錯乱してざわついているときなんですよね。

 

こういう時期だと、まだ専門家が少なかったり、みんなも確かな情報が何かもよく分かっていないので、ちょろっと偉そうに発信するだけでも簡単に「この人すごい!」みたいに思ってもらえるのです。

 

2年前だったらどのジャンルを選んでも比較的楽だったんだけど今は、以前よりも情報発信する人が増えたので、ジャンルによってはすごく難しくなってます。

 

今じゃある程度戦略をおさえた上で、さらに実行力も必要になっていますので、昔に比べたら正直余計にめんどくさい感じです。

 

ペルソナを立てる前に

 

昨日はコンテンツマーケティングの設計のやり方について書きました。KPIを立てる→体制を作る→メディアを決める、、みたいなところまで話したはずです。

昨日の記事↓↓

コンテンツマーケティングで結果を出す3つのポイント

 

で、次はいよいよペルソナを決めましょう!というところなんですが、もうひとつ決めていおきたい重要な要素がありました。

 

ここが、ビジネスがうまくいくかどうかを左右する重要なことに繋がるので、先に話しておきたいと思います。

 

Webメディアのコンテンツは独立している

 

まず最初におさえておきたいことは、Web媒体はコンテンツがそれぞれひとつの独立した存在として評価されるということです。

 

例えば雑誌とかだったら、その雑誌全体でひとつのコンテンツになります。その中に、属性のコンテンツがあるという感じで、個別には評価されません。

 

しかし、Webメディアは、一つの記事が独立してシェアされたり、評価されていきます。ですから、ひとつの記事を作る時に、その記事単体でのSEOの対応やペルソナなどの設定が必要になってきます。

 

だからめちゃくちゃめんどくさいんです。雑誌はコンセプトから決めて、その後に中身の特集などを考えていくトップダウン式だったとしたら、Webのメディアは逆で、完全にボトムアップ式になります。

 

具体的に言うと、SEOに繁栄させた記事を書くとしたら、検索キーワードから考えて、キーワードの為の記事を書いていきます。

 

SEOに特化したとしたら、もう媒体のコンセプトもへったくれもありません。

 

タイトルに「初心者ブロガーが最初に覚えておきたいブログでよく使うHTMLタグ18選」みたいに狙っているキーワードをぶち込んで記事を書きます。

 

実際には、キーワード検索してみて、上位表示されているコンテンツを読んでみて、ユーザーが何を求めているのかを先に予想するのです。

 

その上で、付加価値をさらに付け加えてコンテンツを作っていきます。こうして出来上がった記事がグーグルさんに認めてもらえればめでたく上位表示となるのです。

 

こうやってコンテンツ設計して、それが積み上がってひとつのメディアになるわけです。この考え方がないと、どれだけおもしろい媒体を作ったとしても、アクセスは全く伸びていかないのです。

 

記事単位でペルソナを立てたり、SEO対策したりするのは非常に大切な考えかたなので覚えておいてください。

 

コンテンツから本来の目的に促すのは難しい

 

本当にお伝えしたいのは実はここからです。Webメディアは記事単位で独立しているというのは理解できでしょう。さらにややこしいのはここからなんです。

 

Webのトラフィックの多くはCGM(コンシューマージュネレイテッドメディア)から来ます。CGMというのは、掲示板、口コミサイト、SNS、BLOGなどユーザーがコンテンツを作る形式のメディアのことですね。

 

検索エンジンやFacebookやツイッターなどのSNS、キュレーションアプリもおおきな括りで全部CGMです。

 

直接あなたのサイトのURLを打ち込んでサイトに来る人なんてほとんどいないので、アクセスはCGMを経由してくるのです。たださっきも言ったように、Webメディアのコンテンツは基本的に独立しているわけです。

 

つまりメディアとしてではなく、その記事を読みたいなと思ってメディアにやってきます。そして、基本的には、そのまま帰ってしまいます。これは「直帰」と呼ばれるユーザーの動きです。

 

ただの媒体を運営するならPVが増えればそれでいいのですが、Webメディアはどうしても直帰が多くなりがちで、その先のサービスの購入やリスト取りに繋がらなければいくらこういうユーザーが増えても意味がありません。

 

ここに難しさがあるんですね。訪問してもらうだけでなく、自分の商品やサービスに意識を向けてもらわないといけなんですが、これはWebの世界では、かなり難易度の高い話なのです。

 

本来の目的に促すための解決策

 

ですから、コンテンツマーケティングにおいてメディア運営していくなら、コンテンツ単位でアクセスを積み上げていく意識に加えて、もう一つ全体を通した設計が必要になります。

 

それが、「志と問題とメッセージ」だと考えています。WEBメディアはメディア全体を通して、人から応援されるようなメッセージが根底に潜んでいる必要があります。

 

これって実は、ビジネス全体で言えることですよね。これが生きたロイヤリティを出せるコンテンツと、出せないコンテンツの根本的な違いだと僕は思っています。

 

はっきし言って、もう情報の質だけで勝負するのは無理ゲーです。あまりにも素晴らしいコンテンツが溢れかえってしまっているから。

 

単なるノウハウ記事なら誰でも書けてしまう。そしてつまんない。そこに+α自分だから伝えられるメッセージが必要なんです。

 

もうノウハウ記事なんかでアクセス集めていても、競合が参入してきたら一瞬でやられますよ。だって、極端な話、今の1位の記事にちょろっと付加価値をつけて改善したらいいだけですから。

 

練り物屋さんが「お家で作る美味しい練り物の作り方」なんて記事を作っても、練り物屋さんが、30社同じことをやったら有象無象になってしまいます。

 

そうなると全然差別化できなくなりますね。

 

問題意識から生まれる一貫したメッセージ

 

ですから、Webメディアには、そもそもビジネスを通して伝えるべき一貫したメッセージが必要になります。

 

そして、そのメッセージと連動した記事を作っていきます。ここが、個人と法人が組織的にコンテンツマーケティングをやるところの違いなんですが、個人でやると勝手にメッセージが出てくるんですよね。

 

大体、発信を続けられるような出しゃばりの目立ちたがり屋の人は、何か言われたら真っ先にハイ!ハイ!って手を上げるような人たちです。

 

だから、世の中に対していろんな言いたいことがあって、それが勝手にブログやメディアを通じてメッセージとして伝わるのです。

 

でも実際はコンテンツを作る時に、あんまり個人的な意見を盛り込めないケースは多いみたいです。その結果、当たり障りのないつまらい記事が量産されていく。

 

そこを抜け出すために、自分のビジネスのゴールから逆算した「志と問題とメッセージ」を明確に決める必要があるのです。

 

簡単に言うと、「自分はビジネスを通して何を解決しようとしているのか?」ってことです。

 

今のあなたは、社会に対して「何が問題」だと思っていて、自分のサービスはそこに対してどうアプローチしようと思っているのか? この問題意識が明確になれば、読者の心を動かせるような記事が書けるようになるのです。

 

コンテンツというのは、ただ頭を動かしているだけでは、役割は半分も発揮できないんです。そうじゃなくて、コンテンツは「心」を動かすことが出来た時にはじめて素晴らしい効果を発揮するのです。

 

ですから、あなたが何かしらWebの媒体やメディアを活用としているなら、そもそも全ての根底の部分に、人の心を動かすようなメッセージが注入されていないといけないんです。

 

生きたコンテンツを生むとは、そういうことです。わかりますか?

例えば

 

ブログやオウンドメディアで一番やっちゃいけないことは、まさにさっきも言ったんだけど、まとめ記事やノウハウ記事ばっかり書いてしまうことです。

 

僕が常々思っていることなんですが、コンテンツには無限の可能性があります。それも、人の人生をコロッと変えちゃうようなパワーが備わったコンテンツが。

 

だからこそ、たくさんの人の目に触れる良質なコンテンツを作っていくべきなんです。つまり、コンテンツには、あなたの「志」が生かされているべきなのです。

 

みんなブログとかSEOを意識して必死に書いているけど、僕が気になっている問題は、SEO偏重主義の現在のコンテツマーケティングの姿勢そのものです。

 

コンテンツが消費される時に「役に立ったなぁ」だけではダメなんですよ。もう。それでは頭は全然働かせれていません。

 

もう一度考えて見てください!あなたはグーグルさんにコンテンツを寄稿しただけですか??違うはずです。

 

コンテンツ作る根底にはもっと熱い志があるはずです。これを読んだ見知らぬ誰かの人生が今よりもっともっと良くなってほしいという、無償の愛みたいなものがあると思うんですよね。

 

というか、これからのコンテンツには、志から生まれた無償の愛とかが絶対必要だと思うんです。

 

その結果、どこからか自分のコンテンツに触れた人がその愛を感じて、行動や結果に変化が生まれる。それが僕の考える良いコンテンツなのです。

 

読んでいるユーザーが、タダの記事をという視点から、書き手に対して「めっちゃヤバイやん!」という意識を移せるかが勝負なのです。

 

だから、僕のブログはですね。他のブログに比べたらアクセス数は低いですけど、たまに読者からすごいメッセージが届きますよ。それが書き手の冥利に尽きるんです。

 

「Kentさんのブログ読んで感動して、いてもたってもいられなくなって、勢いでビジネスはじめてしまいました!」みたいなメッセージが1万文字超えで、週に1回は届きます。

 

人は「心が動かないと行動に変化が起こらないように出来ているんです。だから、一度読んでくれた人は何度も何度も不思議と僕のブログに帰って来るのです。

 

つまり、こういうブログを作りましょうねってことです。笑

 

SEOに上位表示だけで出来たブログじゃなくって、志のこもったコンテンツとメッセージが伝わるブログを作りましょうということです。

 

「志と問題とメッセージ」があれば、必ず人は動いてくれますから。読むのはグーグルじゃないんです。読むのは人であり、あなたのサービスを買うのも最後は人だということです。

 

まとめ

 

というわけで、言いたいことをまとめると、コンテンツは大きな問題に対して、メディアを使って「もっとこっちのほうがよくない??」というメッセージを投げかけます。

 

そのメッセージの実行手段として、自分のサービスを用意するということです。こういった構造をしっかり最初に設計することこそが、コンテンマーケティングでは最も重要なことなんじゃないかなと僕は考えているわけです。

 

ということで、本日はここまで!最後までお読みいただきありがとうございました。

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