こんにちは!Kentです。
僕は、起業やWebマーケティングという界隈でお困りの方のサポートしてメシを食べているので、今回のタイトルにもあるような生き方についての質問をよく受けます。
すでに結論から言わせてもらいますと、自分の人生は100%、完全にコントロール可能です。
人生は年収も、ステータスも、人間関係も、仕事や結婚や容姿も健康も家や今乗っている車も全部、望んだものが手に入れられるようになっています。
今回の話はコーチング的な感じになってしまうかもしれませんが、理想の未来がグッと近づくようないい話なので、ゆっくり読んでみてください。
まず自分の望んだ未来を手に入れていない方は、人生は望み通りコントロール可能だということを理解することがとても大切です。
この話について、私は何も神秘的なことを言うつもりはないし、信じれば叶うみたいな無責任なことを言うつもりもありません。
ただ、極めて科学的に人間とはそう言った仕組みになっているんだよと言う話です。その理由は続きを読めば分かるようになっているのでどうぞ。
日本人の幸福度はホント低い
誰にでも願望というものはありますわね?
- ビジネスで成功して自由な生活が送れるようになりたいとか、
- めちゃくちゃ綺麗で面倒見の良い奥さん欲しいとか、
- 毎月旅行に行けるぐらいの収入が欲しいとか、
- 人を招いてパーティーができるような大きな家に住みたいとか、
- 誰もが振り向くようなかっこいい車に乗りたいとか、
- 家の前にいつでもサーフィンができるプライベートビーチが欲しいとか
仕事や家族、趣味や収入など、人それぞれ重要とする指標は違うでしょうが、何かしら理想とする自分の姿や叶えたい願望は、誰の心にもあるはずです。
では自分に聞いてみましょう。「今、理想通りの人生になっているか?」ってね。
この答えに Yes! と答えられる幸せな人はそんなに多くないかもしれません。 以下のような記事を読んでわかるように、日本人の幸福度のアンケート結果は世界の中でもかなり低いのが現実です。
日本は主観的幸福度51位、G7の最下位、OECD加盟35カ国の27番目
経済協力開発機構(OECD)は22日、国民生活の幸福度を評価した「より良い暮らし指標(ベター・ライフ・インデックス=BLI)」の最新版を発表した。日本は36カ国中21位(2011年は19位)。「安全」や「教育」で最高水準だったが、「仕事と生活の調和」や「生活の満足度」などの評価が低かった。
世界中見ても、日本は経済的に見れば、かなり豊かな国のはずです。しかし、なぜか生活の満足度や人間関係なんかは、ずば抜けて低い結果になっています。
こういった部分が低い原因の一つは、間違いなく「思い通りの人生にならない」ことへのストレスだと言っていいでしょう。
気持ちはやりたいのにうまくできない。望んでいるのに思い通りの人生にならない。口には出さなくても、お国柄、こういったストレスを多くの人が抱えてしまう風潮があるため、幸福度の低い人が量産されているのです。
ということで、今回はこのストレスを解消し 、自ら思い通りの人生に軌道を乗せる方法として、誰でも実行できる方法をお伝えしたいと思います。
人生を思い通りデザインしたい人は、今からお伝えする3ステップを実践すれば確実に悩みが解消できるはずです。
目標や願望を実現させるスイッチ
実は人間の脳には、目標や願望を実現させるための、「やる気スイッチ」というものが存在しています。
「やる気スイッチ」は、自ら勝手に目標や願望を達成に導いてくれるものです。
望んだ通りの人生を手に入れるためには、この「やる気スイッチ」 の仕組みを論理的に理解し、起動させる必要があります。
「やる気スイッチ」は、コーチングの世界では当たり前のように認識されていることですが、一般的にはあまり理解されていません。
あなたが望み通りの人生を手に入れられていないのは、 単純にこの「やる気スイッチ」の存在を知らずに、過ごしてきただけかもしれません。
ということで、そのやる気スイッチの仕組みについて簡単に説明しておきます。
右脳と左脳の処理能力の違い
人間の脳は、大きく分けて右脳と左脳に分かれています。分析したり数字の計算などは左脳を使い、創造性や芸術の分野、イメージなどは右脳を使うとよく言われています。
問題はその処理能力です。
左脳で情報を処理できる能力は、毎秒 40bit 程度です。
一般的に、文字は1文字1bitの情報量で換算されるので、左脳を使って本を読んでいる人は、どれだけスピードを上げても1秒間に15文字程度しか読み進められません。
一方、右脳の処理能力は、毎秒1000万bit以上あることが分かっています。
これは、色々な説がありますが、少なくとも左脳の何十万倍あるという研究結果が出ているのです。凄いですね。
瞬間記憶能力のある方や、パラパラ本をめくって速読できる人は、この右脳の処理能力を利用して瞬間的にページの情報を全てを頭の中にストックしているというわけです。
左脳はストックしておける容量が少ないから、覚えたものはすぐに忘れてしまう。一夜漬けをしても、すぐに忘れてしまうのはこのためなのです。
右脳は、情報のすべての意味を理解しようとはしないけど、圧倒的な処理能力でまるごと情報をストックすることができます。
全ての知識と経験は右脳にストックされている
右脳にある情報ストックのことを、潜在意識と呼んでいます。
潜在意識は普段自分が考えている顕在意識とは別に、頭の中で言葉にできないレベルで膨大な量 をストックしています。
なんせ膨大なので、情報量が多すぎて意識することができません。なので潜在意識の存在すら知らない人は、そんなものがあることさえわからないのです。
急に昔の記憶が蘇ったり、忘れかけていたことを思い出したりすることってありますよね?青春時代に聞いていた曲を聴いたら、思い出がたくさん浮かんできたり。
あれは、左脳が右脳の中にあるデータの中から記憶を見つけてきて引っ張ってきた瞬間なわけです。左脳と右脳が繋がった、連結した瞬間とも言えます。
信じられないでしょうが、実はあなたの人生の全ての知識や経験は、忘れられることなく自分の右脳にストックされています。忘れているのではなく、必要な時に出し入れが出来ていないだけなのです。
話を戻すと、目標や願望を実現させる「やる気スイッチ」は右脳の中に眠っています。残念なことに自分の意識できるレベルにはありません。
この右脳の情報ストックこそが、右にも左にも、良い方向にも悪い方向にも動かしてしまうのです。
潜在意識が人生に与える影響
なんとなく物事を判断する時ってありますよね?
なんか好きとか、なんか嫌いとか、「勘」が働くというやつです。そう言った言葉が意識レベルで説明できないけど、自分を動かしたり判断させたりするものが潜在意識の正体です。
大概、直感というものは結果としてベストな選択であることが多いと思いますが、それは直感というものが、意識できないほど膨大な過去の情報を瞬時に統合して最適な答えを出したものだからです。
さっきも言ったように左脳では、情報のストックが出来ません。私たち人間の、人生を形成したり動かしたりするのは、9割9歩 、右脳にある潜在意識のデータが脳みそを動かしているのです。
この潜在意識が指し示す方向に、気づかないうちに私たちは向かっているというわけなのです。
左脳は、船に例えると船長が舵を切っているだけ。目の前のことを対処するために方向を見て調整するのが左脳です。
それに比べて右脳は、大きな海流のようなものです。船からは意識することはできないけど、どれだけ左脳で舵をきってみても、 ゆっくり流れる大きな右脳という海流によって、どこに進んでいくのかは決められてしまっているということです。
ここで意識できる左脳で考えていることが自分の本来の姿だと思ってしまっている人は、これによって考えていることと自分の行動に矛盾が発生して苦しむことになります。
左に向かっているはずなのに、結果を振り返るとなぜか右に進んでしまっているとそんな感じになるからです。
痩せたいのに食べてしまう
わかりやすくダイエット置き換えてみましょう。ダイエットしたいと思っていても食べてしまう。頑張って運動しようと思っていてもやる気が出ない。
このような感情が生まれてしまうのは、心と行動が矛盾を起こしてしまっている状態です。
こういった時に脳内で何が起こっているのかと言うと、「痩せたい」という左脳の指示に対して、右脳では、「痩せるために必要な努力や辛いこと」と「痩せた結果に手に入るもの」を、過去の膨大なデータの中から一瞬で導き出します。
これは無意識で、しかも一瞬で行われてしまうため嘘がつけません。この天秤が、もし「努力や辛いこと」の比重のほうが重いと判断してしまっていれば、どれだけあなたが痩せたいと言っても無駄になるのです。
心では、過去の膨大なデータで比較した結果、そこまで痩せる必要はないと言っているので 痩せれません。 これが望まない結果を生み出す理屈です。
何度も言うように、左脳では、情報をストックすることができません。あなたが、「痩せたい」と口にしても、次の瞬間左脳では次の情報の処理をするために、痩せたい気持ちを消去してしまうのです。
すぐ忘れてしまったりするのはそういう理由です。この仕組みがわかると、 望み通りの人生をコントロールするための方法は、極めてシンプルだということがわかります。
人生を望みどおりの人生を手に入れるには
ここまでの話を聞いてもうお分かりだと思います。望んだ人生を手に入れる方法は、
「判断基準となる右脳のデータを書き換えていく」
ということです。
何が良くて、何が悪いのか、何がかっこよくって、何がダサいのか、何を目指すべきで、何を避けるべきなのか、どういう人が良くて、どういう人が悪いのか、 人としてどう接するべきか、家族はどうあるべきか、お金はどう使うべきか。
あらゆる物事に対して、良いか悪いかを判断しているのが、右脳に蓄積されたデータです。
つまり、このデータを日々意図的に望んだ方向に修正していくことで、自分の判断基準を無意識レベルに変えていけるのです。
それによって左脳と右脳が矛盾を起こすことなくなれば、すんなり望んだものが手に入るようになります。
ただ、この書き換えをあまりに強引にすることは非常に危険です。
例えば、怪しい自己啓発セミナーなんかに行ってしまうと、精神的ショックを与えるまで価値観を揺るがせて、そのタイミングで無理に新しい情報や価値観を上書きしようとするものがあります。
悪質な新興宗教なんかで、信者を洗脳するときにはこのような手法が用いられています。実際にはこうやって、無理に上書きしようとしても、これまでの自分の人生の全てのデータを簡単に修正することは難しいです。
なので結果として、また望むこととは違う行動を繰り返してしまう 。いつしか、理想と現実のギャップにより一層苦しみ、うつ病や自殺に向かうケースもあります。
もし、このデータの上書きが一日やそこらで書き変わったら、周りの人達から見れば違和感ありまくりで怖いですよね?
真面目な旦那さんが、ある日突然金ピカなものを身にまとったり、急に黄色い財布とか黄色いカバンを持つようになったら、何か変な話に騙されているのかなとなります。
急ぐのは別にいいのですが、すでに何十年も生きているのであれば、焦ってどうにかなる話ではありません。
ということで、話が長くなりましたが、ここから効率的に周囲の隔たりやメンタルショックを減らしながら、右脳のデータを望んだ方向に書き換えていくための手順をお伝えします。
変化を先に体験する
まず、望んだものを手に入れた時に得られる未来の姿をイメージする必要があります。
痩せたいなら、痩せた時に得られる自分の姿。
収入を上げたいなら、収入をあげた時に得られる自分の姿。
お金持ちになりたいなら、お金持ちになったときの姿。
ここはポイントとして、自分が手に入れる有形、無形のもの、また自分が手に入れることによって他者が得られる有形、無形のものをしっかりイメージしておく必要があります。
よくこういった時に、未来の姿を明確にイメージしないさいと言われますが、それは脳は知らないものは理解できないからです。
よく紙に書くと目標が達成できると言いますが、脳科学的に言うとそれだけでは足りません。脳は存在していないものや知らないものは理解できないからですね。
じゃぁどうすればいいのかというと、どれだけ素晴らしい未来を手に入れたのかを疑似体験する必要があります。収入を1億円にしたいなら、収入が1億円の人に実際に会わないと絶対無理だと言うように。
なので、ポルシェが欲しいのなら、ポルシェに乗ってみることです。
お金が欲しいのなら、通帳の残高に0を欲しいだけ付け足してみることです。
素敵な家が欲しいのなら、素敵な家に住んでいる人と友達になってしょっちゅう遊びに行くことです。
そうやって、未来を実際に疑似体験することで、脳はあなたの望みを、ぼんやりした憧れから、実際に可能な目標に変えてってくれます。
望みを叶えた時に起こる状態を、極めて近い体験を先にする。これがホント大事です。
そうしないと脳は本当にそんなもの存在しないんじゃないの?そんなもの必要なんじゃないの?そんな状態望んでないんじゃないの?
といつまでも疑ってしまい、結果的に望み通りにならないということになります。
見えない恐怖に支配されないこと
人はどんな時にストレスを感じるでしょうか?
普通は、嫌な仕事をしたり、人間関係に悩んだり、望んでいることがうまくいかなかった時でしょう。
実は、人は成人、結婚や昇進などといった明らかに喜ばしいようなイベント出来事でも、ストレスを感じてしまうことが分かっています。
そもそも良い方向でも、人は変化に対してストレスを感じるようにできているから。
それはコンフォートゾーン(心地よいと感じる場所)から 出てしまうことであり、環境が変わることによって、不安とストレスがついて回ってくるものだからです。
そこで、自分の望みを達成する時に起こるデメリットを明確にしておき、見えない恐怖に支配されないようにしておく必要があります。
あなたの望みを達成した時に、引き換えに失ってしまうと密かに思っているものはありませんか?
例えば、
- 仕事がうまくいって成功してしまったら、これまで付き合っていた友人が離れていくんじゃなかろうか
- 仕事がうまくいくと、今以上に忙しくなって自分や家族の時間が取れなくなるんじゃないだろうか
- お金持ちになったら、お金にしか目がないような人ばかり周りに集まってくるんじゃないだろうか
こういう不安は、実は振り返るとそんなことないと笑えるレベルのものですが、実はほとんどの人が、こういった変化に対するネガティブな予測、見えない不安や恐怖を心の中で抱いているのです。
こういうのが、決定的に変わりたいと思う自分の足を無意識に引っ張って邪魔してしまうのです。
思い込んでしまうほど無意識に望んでいない方向に進んでしまうので、こういったものは、実際に存在しないことや気にする必要がないことを、しっかり自分の脳に納得させる必要があります。
努力の量は少ないと思い込む
で最後、望みを達成するための努力は、限りなく少なく感じさせる必要があります。
どれだけ本当に欲しいものがあっても、そこまで達する努力の量が大きすぎると、自分には無理だと心が思ってしまうからです。
そのため、この望む未来を手に入れる時の努力の量は少ないものだと自分を錯覚させる必要があります。
これによって、それなら自分もできる、案外簡単じゃんという感覚が自分の中に芽生えさせることができます。これが最後のスイッチとなって、自分を強力に推し進めて行くことができるようになります。
このように、
- すでに手に入ったかのように未来を疑似体験しながら歩む
- 未来に起こるデメリットを排除する
- 努力の量は少ないと思い込む
ことで、
やる気スイッチが発動した状態になります。
この三つのコツを押さえて行動していると、科学的に右脳にストックされているデータが理想の方向に書き換わっていき、いともたやすく望むことが達成できるようになります。
振り返るとまるで予知や予感のように感じるわけですが、 実際にはメリットとデメリット、 対価の情報を頭の中で整理して書き換えているだけです。
このことが、心の底から納得がいくと、人間は勝手に望む方向に全力で向かっていくようになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか? 極論、これを実践していくだけで望む未来はあなたのものになるはずです。仕事もプライベートも充実した人生を送るには根本的にこのテンプレートを実践すればよいだけの話です。
ということで、今すぐあなたの周りにある無駄な情報は全て削除しましょう。必要ありません。
望みを達成した時に何が得られるかをまずイメージしてください。
ただ、そうは言っても成功未体験だから成功のイメージができないという人がいます。だったら成功してる人に会いに行ってください。
そして実際に、望みを叶えたらどうなるのかを聞いてみてください。また、それを得た時に失ってしまうかもしれない不安や恐怖も聞いてみてください。
成功するために自分で何かを学ぶよりも、すでに上手く行っている人に聞いたほうが早いことくらいはわかっていますよね?
わからないなら恥ずかしがらずに成功している人に聞くことです。
お金持ちになったら友達減りませんか?
海外移住したら寂しくないですか?
仕事に忙しくなったら、家族との時間減りませんか?
こんなくだらないことが、望む結果を妨げていることってめちゃくちゃあることなので、人生変えたいならほんとうまくいってる人に聞くのが一番です。
そして最後に、成功するには努力も少なくていいのだと自分に言い聞かせてください。「簡単にできるよ!」と言う人のそばにいるようにして、「難しい!」「頑張らなきゃ無理だ」というようなことを言う人からは極力離れたほうがいいです。
「お金を稼ぐのは簡単だ!」と言っている人の近くにいるほど、なぜか自分も簡単に稼げるようになります。(これ本当です!)
逆に、お金を稼ぐのが大変だと言っている人のそばには、苦労してお金を稼ぐ人が集まってしまいます。そのような所には近づかないほうがいいでしょう。
そして後は、とにかくこれらの情報を大量に入れて、これまでの自分のデータを上書きしていきましょう。
毎日ブログを書く、毎日本を読む、毎日人と話す、毎日アウトプットする、毎日走る、毎日腹筋する・・・・
以上が、科学的に自分を刷新させて、望み通りの人生を手に入れる方法です。是非実践してみてください。
では本日も素敵な1日をお過ごしください☆
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