こんにちは!Kentです。
先日よりコンテンツマーケテイングをはじめる上で欠かせないことをいくつかお話をしてきました。
参考記事A>>コンテンツマーケティングで結果を出す3つのポイント
参考記事B>>コンテンツマーケティングを実践する上で最も重要なこと
これらの記事を読んで理解を深めたなら、あとはコンテンツを作っていけばビジネスを展開していけるのかと思ったら、それはちょっと待った!です。
まだです。
もうひとつ大事なことがあるので、抑えておきましょう。それは、基本的なWebアクセスアップの構造と、その準備です。
ここを理解した上で、コンテンツを作っていかないと全然効果がでないで、ぜひ本日の記事は読んでおいてください。
WebアクセスはCGMの最適化だけでは足らない
※CGM=コンシューマージェネレーティッドメディアの略
具体的にビジネスを展開していく上で大切なことなのに、意外とみんなが理解できていないことっていうのがあります。それは、「リストの獲得」です。
アクセスを伸ばしていくために重要なことは、CGMからの流入を増やすことです。
CGMとは以前の記事にも書きました。つまり、GoogleやFacebook、ツイッターとかのプラットフォームに最適化されたコンテンツを量産していくことです。
当たり前なんですけど、スマホで読みにくいとか、ましてやレスポンシブじゃないとかは論外になります。
アメブロみたいに、スマホで読んでいたらスクロールと間違って広告を踏んでしまうようなものはクソですね。
細かいことは別の記事で書こうと思いますが、他にもタイトルにキーワードが埋め込まれていないとか、画像の大きさがバラバラだったり、ディスクリプションを書いていないとか、コンテンツが整理されていないとか、サイトを上手に回遊できるリンクを張れていないとか。
こういったことは、全部CGMのコンテンツを最適化するための話なので、やるかやらないかではアクセスが天と地の差が出てきます。
これらははっきり言わせてもらうと、コツコツやるしかないんです。魔法はありません。コツコツやった先にCGMからの流入が増やせます。
そして、必ず落としどころにちゃんと落とせるようにしてください。というのも、CGMを最適化しただけでは中々成果はでないので、つまりは「リストを獲得していく」ということになります。
ビジネスが回る構造の考え方
お店とかでもお客様を増やしていこうと考えたときに、新規客を増やす方向性とリピーターを増やすという考え方があります。
メディアも同じことが言えて、新規客の流入と、リピーターの流入の両方を意識して行く必要があります。
でも結局どちらのほうが大事なのかと言ったら、断然リピーターのほうですよね。それはすべての商売において言えます。
なので、SEOばかりに目を向けているというのは、リピーターを疎かにして新規客ばかりに目を向けているようなものになります。
私が考えるアクセスの増やし方というのも、むしろリピーターを大切にすることを鬼のように意識しています。
まぁこれは経験の中でわかったことなんですけど、リピーターを大切にしたほうが、最終的にはCGMでの評価も上がりやすく、アクセス自体が増えやすくなるです。
だから、Webメディアのリピーターを増やすためには、しっかりリストをとっていかなくちゃいけないんです。
訪問してくれた人が連絡先をくれる仕組みを作っておくことで、何らかの形でもう一度コンテンツを届けることができるようになります。
サイト上にこの仕組が整っていなかったら、アクセスを伸ばすにも超効率が悪いですからね。
SEOだけで毎回うなぎのぼりにアクセスが増えていればいいのですが、世の中そんな単純にものを動かせることはないので。長期的に見れば、CGMを最適化したどんなに良いサイトを作ってもアクセスは落ちていきます。
新規のお客さんばっかし目を向けお金かけまくっているお店って、お金を払わなかったら衰退していきますからね。だからこそ、リピーターは大事にしましょうね!とお伝えしているのです。
店舗ビジネスだと、リピーターっていうのはある程度、商圏内で付いたりしてくれますけど、Webには商圏がないので、意図的に連絡先(リスト)を取っていかないとリピーターは全く増えていかないのです。
リピーターの価値と貢献度
そこでもうひとつ抑えてほしいのが、メディアはリピーターが自社サイトにもたらした価値や貢献度というのが測りにくいというのも言えます。
例えば、店舗やECサイトであれば顧客がいくら買い物してくれたかわかりますよね。だから、「誰が顧客」、「誰が自社にどれくらい貢献してくれた」っていうのが一目瞭然です。
でも、メディアだとそれがわからないのです。
ある1人のツイッターユーザーが、実は特定のクラスタの中でかなりの影響力を持っていたとして、その人がリツイートしてくれたことがきっかけでバズってアクセスに貢献したとします。
それをこちらで把握することが難しいのです。
他にも、影響力のある誰かがFacebookで記事を紹介してくれたおかげで、その周りにいたパワーブロガーがリンクを張ってくれたおかげで、自社サイトのSEO評価がめちゃあがることも全然あります。
しかし、これも自分ではコントロールできないし、測ることもできないのです。
だからメディア運営で大切なことは、「ひとりでも残さずできる限りたくさんのリストを取ってリピーターにしていくこと」なのです。
たったひとりものすごい影響を与えることはザラにあります。がそれをコントロールすることはできないということを覚えておきましょう。
Webというのはそういう世界なので、兎にも角にも訪問してくれた人をできるだけリストにできるようにしていきましょう。
ありとあらゆるリストを取得する方法
というわけで、あらゆる方法を使ってリストを取れるように施策を施していきましょう。
もちろん集めるのは誰でもいいわけではありませんよ。ちゃんとターゲットを絞って見込み客を集めていかなければなりません。
そのため、企画段階でターゲットを決めて、LPにどういう人に参加してもらいたいかをわかりやすく訴求することが大切です。
リストはユーザーの使っている媒体に依存するので、あらゆる媒体でリスト化できる準備を用意しておく必要があります。
具体的に言うとこんな感じですね。
メールマガジンの登録フォームの設置、(ブログのヘッダーなど目立つ場所)Facebookページのライクボックス、Facebookページのフォローボタン、ツイッターのフォローボタン、フィードリーのフォローボタン、LINE@の友だち追加ボタン、インスタグラムのフォローボタン、Google+のフォローボタン、ピンタレストのフォローボタン。
コレくらいは最低でも自分のサイトに揃えておきましょう。これらは面倒でも、記事更新のたびにしっかりと告知をするべきです。
Webメディアを運営するということはすべての媒体に対応して運営する必要があるのです。
なぜこの施策が必要なのかというと、それはあなたが面倒だと思って逃した「たった1人のユーザー」があなたのサイトのSEOのパワーを飛躍的に伸ばすかもしれないからです。
あなたの書いた記事によって、恐ろしいほどバズるきっかえをくれるかもしれません。
自分のサービスにとって重要なユーザーは、
・その人のフォロワーの数や質
・普段の発信量や利用しているCGM
・それぞれのプラットフォームのアカウントパワー
など、非常に多様な力学で決まります。だから、基本的に意図的に増やしたり狙ってアプローチしたりはできないのです。
1人づつ丁寧にリピーターを集めていって、その確率をあげていくしかありません。
これを続けていくことで、フォロワーが増え、確実にバズりやすくなったり、上位表示しやすくなったり、CGMからの流入は確実に増やすことができます。
こうやってアクセスを伸ばしていくわけですね。
おわりに
というわけで、今日はアクセスアップする秘訣はリピーターの獲得が非常に重要だという話をしました。
頑張って更新を続け、リピーターリストを育てていってくださいね。
もうじき、法人向けのコンテンツマーケティングコンサルティングを限定で5枠ほど再会していくので、そちらもご期待くださいませ。
それでは今日もよい1日を!
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