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売上を増えても作業量は減っていく仕事の優先順位の決め方

売上を増えても作業量は減っていく仕事の優先順位の決め方

事業を立ち上げると、とにかく努力や頑張りだけでは解決できないことが出てくるので、僕はいつも仕事で「仕組み化」というのを意識しています。

 

これまでの経験からも、事業はポイントをしっかり抑えつつ、仕組み化していけばちゃんと効率よく儲かることに繋がりますので、変に仕事は増やさないほうがいいのです。

 

だいたい、サラリーマンあがりの人は、みんなあれこれ手を出しすぎて無駄に仕事を増やしすぎです。1つ1つの仕事には「目的」があるわけですから、その仕事の「目的」を1つ1つ見ていくべきなのです。

 

そうすると、1番上流には、「事業が儲かること」というのがあるわけで、一旦そこから逆算して考えて、「この仕事って本当に必要かな」とか、「この仕事が必要なくなる仕組みを作れないかな」とか考えていくと、大抵の仕事は必要ないことに気がつくはずです。つまり、必要ないことは削っていけるわけです。

 

だめな人はいつも局所的に見て考えてしまうから、一向に仕事が減らないわけです。要は、小さい効率化を頑張る前に、「その仕事が必要なくなる仕組み」を全体的に考えるべきなんです。

 

この部分を話しだすと長くなりますから、また別の機会に書きますが、とにかく仕事は要所を抑えて、仕事量を減らそうぜ!というのが基本的な考え方です。そのためには、「優先順位」をつけるのが非常に効果的です。

 

というわけで、本日は売上は増えていくのに仕事量は減っていく「優先順位」の決め方について話していきたいと思います。

 

事業の成功は優先順位で決まる!

これは間違いなく言えることですが、事業がうまくいくかどうかは、「優先順位を間違えなかったかどうか」で決まります。

 

もし、ビジネスに何かしらの不安や不満があったり、うまくいっていないのであれば、あなたの頑張りが足りないのではなく、優先順位が間違っていると言えます。

 

優先順位って単純に言うと、「何からやるか」ですよ。これが間違っていると、事業の歯車はうまく回らなくなってしまい、最大効率でエネルギーに変換されなくなってしまいます。

 

逆に、この優先順位さえ間違わずに、仕事をしていけば少ない動力でもうまくエネルギー変換ができて、成果が返ってくるようになります。

 

僕らのようにWebでお仕事する人、スモールビジネスや、ベンチャービジネスやっている人ほど、基本的に少ない動力で効率よくエネルギーを生み出さなくてはならないはずです。

 

社長なら最低限の仕事を意識してやることは必須ですが、それに加えて「事業の優先順位」も意識して、最も少ない仕事量で、最大限の成果が出せるような構造を整える必要があります。

 

1、拡販力

 

WEBで商品、サービスを販売しようと思ったら、まず顧客との接点が必要になります。広くリーチできる手段がないといけません。この部分を自分でやらない場合は、代理店(アフィリエイター)などを利用する必要があります。

 

僕みたいにコンサルやオンライン商品を販売したい場合、ますアプローチとしては、リストマーケティングを展開していきます。

 

つまり必要なものとして、顧客リスト、そして代理店を募るというのが優先度の高いファクターになるということですね。今はオウンドメディアといったWebサイトを立ち上げ、コンテンツマーケティングを行っていくことでひとりで大きな拡販力をつけることができます。

 

ここが軌道にのるまでは、まず先に代理店や広告に力を入れ、メディアが育ってきたところでウェイトを変えていくのが理想です。

 

2,コピーライティング

 

販売で大事なのことは、「うまく魅力を伝えられるかどうか」というところです。ただここも外注化すれば上手く書いてくれるところはいくらでもあるので、時期がくれば外注化していけば問題ありません。

 

実際には効果を見ながらPDCAを回す必要があるのですが、直前でも納品できるので優先度の高いタスクではありません。

 

3,商品力

 

最後に商品力です。商品が力がずば抜けていれば、販売は非常に楽になります。

 

「これは絶対に買ったほうが良いです!」と自信持って代理店さんが力強くクロージングできるレベルまで商品力を高めておき、同時に手数料などメリットをしっかり掲示しておけば、営業はスムーズになっていきます。

 

商品力とは、「サービス」の質というところと、クライアントが望む結果が手に入れられること。「望む結果」を手に入れていただくという部分が非常に優先度の高いタスクになります。

 

更に細かく言うと、「Webサイトへのアクセス」と「コンバージョン」「サービスの満足度」に分けて考えることができます。

 

タスク整理と優先順位

 

さて、事業の成果に直結する部分がある程度見えてきましたね。さらにそこから優先順位をつけて行く必要があります。簡単にまとめると、

  • 代理店の確保
  • リストの確保
  • 営業ツールの作成
  • Webサイトへのアクセス確保
  • DRMのコンバージョンの確保
  • 販売後の満足度確保

 

という感じです。さらにここから優先順位をつけていきます。付け方としてオススメの方法は、「レスポンスの遅いものから取り組む」という形です。

 

レスポンスは、こちらが仕掛ける打ち手に対しての反応スピードのことです。長期的に効果の出る、人が育つような「仕組み」は初期のころから設計しておく必要があります。

 

仕組みは、「PDCA」を軸にKGI、KPIを共有し、振り返りと改善ができる継続性のある仕組みに落とし込んでいきます。ですから、もし人を育てるというのが、重要度の高い作業としてあがっているなら、それは初期の段階でPDCAサイクルに落とし込み、経営層がやるべきです。

 

こういった観点で優先度をつけます。

 

代理店(アフィリエイター)の確保

 

代理店の確保に関しては、時期が来た際に動けば問題ないと考えられます。営業代理など実行している企業は星の数ほどありますし、うちのように、広告専門で販売している企業もたくさんあります。

 

そういった企業にアプローチをかければ、早いレスポンスで実行できることが想定されるので、優先度は高くありません。

 

リストの確保

 

顧客リストに関しても、広告を出せばある程度リーチは確保できます。媒体自体(オウンドメディア、ブログ)の影響力が高くなっていけば、もちろん媒体自体でも訴求していくことは可能です。

 

地方紙、業界紙など掲載企業に限定したリストに訴求していくこともできますが、非常に効率が悪いところがほとんどなので、専門のところに外注するなど、早いレスポンスで解決することが想定されます。こちらも優先度は高くありません。

 

営業ツール制作

 

こちらも専門の業者に外注すれば問題なく、早いレスポンスで実行できますので優先度は低いです。

 

Webサイトへのアクセス確保

 

問題はここです。Webサイトを作ってもアクセスが悪ければ、効果測定ができないのでそもそも販売に苦労します。なので、まずはサイトアクセス数を伸ばしていくこと、それにはキーワード選定から良質なコンテンツ作成といッタ作業が必須になります。

 

アクセスはお金やSNSでも調達出来ますが、根本的には、大半は自然検索からの流入を目指す、そのために長期的な視点で育てるという作業が必要になります。つまり、ここはレスポンスが遅いのです。そのためにも、「サイトにアクセスが伸びていく仕組み」と、「記事にアクセスが流れてくる仕組み」を事前に設計しておく必要があるというわけです。

 

コンバージョンの確保

 

商品、サービスを買っていただくには、何かしらの目標や目的というものがあるはずです。その目的に対して、適切な価値を提供して読者を行動させられるのかが、コンバージョンになってきます。

 

例えば、沢山の人には読んでもらえたけど、イメージは悪くなった・・・とかになれば、そもそも買ってもらえません。ここに関しては、ライティングの腕に強く影響されますね。お客様の望んでいることを理解し、価値を差し出す。

 

効率よく高いコンバージョンが望める仕組みというのを目指して作っていくのですが、こちらも非常にレスポンスが遅いタスクになりますので、すぐに取り組むべきポイントです。初期段階から取り組み、PDCAを回しながら汎用性の高い仕組みに磨き、望むゴールに近づけていきましょう。

 

納品後の満足度

 

アクセスだろうがコンバージョンだろうが、満足度が低いと顧客はリピートしてくれません。逆に満足度が高ければ、誰にも見られていないようなサイトでも受注はとれます。お客様の望みが叶えられているわけなので。

 

結局最後はここですよね。お客さんが望んでいる未来を手に入れてもらうこと。ここは購入してもらってからでも、どうにでもなるので優先度は高くありません。

 

重要かつ優先度の高いもの

さてここまで事業にとって「重要」かつ「優先度の高い」ものが見えてきました。大切なのは、おそらくこの基準が普通の考えかたとは少しズレているという点です。

 

だって、普通の考え方だったら、「重要」かつ「優先度の高い」タスクというのは、目の前の売上を作るための施策になってくると思います。しかし、経営的には優先度の付け方はレスポンスの遅いものを基準にしています。

 

なぜなら、ネットを使って仕事をする場合、レスポンスの遅いものは、後から挽回がきかない反面、先にうまく育っていく仕組みを作っておけば、自走して後ほど大きくリターンしてくれるからです。

 

私はこれが、真のビジネスオーナーやインベスターの視点だと思っていて大切にしています。まずは、大きくてまわりにくい歯車を丁寧に力強く押してあげることです。

 

大きな歯車がまわり出せば、それに合わせて小さい歯車もまわっていくよということです。そこに多少歪みがあったら、後程調整していけばいいんです。

 

先に歯車の順番だけは間違えてしまうと、結果がでないので気をつけてください。これが、商品設計やレターが悪いのに、集客を頑張っているような人に共通する現象です。

 

彼らは、歯車の大きさに着目できていないので、よくわからない商品やレターを持って交流会に出たり、Facebookに変なコメント入れたり、毎日謎のメルマガを送るのです。

 

僕はブログも不定期更新だし、Facebookもツイッターでもコンサルの告知なんてほとんどしていません。メルマガすら月に数回くらいしか書きません。でも売上はずっと右肩上がりです。

 

そして仕事のボリュームは右肩下がりで、減っていってます。それは、歯車の押す順番と力の入れ方が、自分のビジョンと合っているからなんですね。そういうものなんです。

 

作るべき仕組みとは何か?

 

やはり話が長くなってしまったので、一旦ここで作るべき「仕組み」を作る優先順位についてまとめておきます。

1,サイトのアクセスが伸びていく仕組み
2,CVRの高い記事にもアクセスが伸びていく仕組み
3,効率よく品質の高いコンテンツが生み出される仕組み

この3つです。

この3つに対し、PDCAを回す習慣ができれば、後は適切なタイミングで適切な施策さえやっていけば、事業は自走していきます。ぜひ参考にして頑張ってみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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