今回は、私が起業した時に、苦労するハメになった意識の問題をシェアしたいと思います。
この意識を持っていなかったが為に、成果を出すに時間がかかってしてしまったと言っても過言ではありません。
すごく重要な意識です。
元々はサラリーマンとして生きていたわけですが、サラリーマンが嫌になって何とかこの業界で生きていけないかを考えて入ってきたわけです。
「サラリーマンで働くより起業したほうが楽だし!」なみたいなしょうもないカスマインドを持って最初は起業したわけですよ。
当然ですけど、それではうまくいかなかったんですよね。
うまくいかないとどうなるか?
結果が出なかった頃というのは、言い訳がましくて、環境のせいにしたり、何かに依存して、中途半端なな人間でした。
何をしてもうまくいかないと人は、日に日に心は疲弊して、自信をなくし、稼げないのは教材のせいだ!とまた新しい情報を探して新しいノウハウを買ってみたいな負のループに入るんですよね。
そんなこんなで、この世界に揉まれていた時に、ある人から言われた言葉で目が冷めました。今日はその話をテーマにしていきたいと思います。
お前がやってんのは社長だろ!?
その時に言われた言葉がコレです。
会社のサラリーマンであろうが役員であろうが、副業でやろうが、起業するということは、自分がどんな状態であれ、個人のビジネスマンということなわけですよ。
もちろん、結果が出ないと嘆いている自分だったとしてもですよ。
そして「お前、社長だろ?」と言われた時に、ハッとしたんですよね。
つまり、社長ということはですよ、
まだ自分でビジネスを持っていなかったり、起業前だったりすると、わかりづらい話かもしれませんが、あなたが社長で下にひとりかふたり従業員がいたとします。
その前提で意識してほしいのですが、社長が言い訳したり、環境のせいにしたり、人のせいにしたりしていたらどう思いますかということです。
自分の今、勤めている会社の社長や上司がこんな人間なんだったら従業員はどう思うかということです。
そこで、私は気付いたんです。
今、起業前だろうが、副業をはじめたてだろうが、モヤモヤしている最中だろうが今の状況が何であれ、未来の目標や夢に向かって、ちゃんと行動して道を開いていけそうな人は
「意識」が違うとな。
今の自分は完全に、意識、認識がズレているんだと気付いたんです。
つまり、社長としてどういう意識でどういう行動をしているのか? どう取り組んでいるのか?
コレが大事だったんですよね。
殆どのサラリーマンの人を見ていると、みんながみんな受け身だなぁと感じます。
教材を買うにしても、お客さんとして買っているみたいな。
「お金を払っているから、稼がせてくれる知識を与えてくれるんでしょ?」みたいな意識だったりするわけです。
普通に、考えたら社長がこのマインドだったらヤバイということです。社長というのは、決断してゴリゴリやっていくのが仕事です。
社長が指示を待って仕事をしているなんてあり得ないですからね。
例えば、どっかから集客方法の話を聞いてきたとして、うまくいかなかった時に「あいつは嘘ついて超詐欺師だ!」なんて言っていたらどうですか?
「いやもう社長、そんなのどうでもいいから、もうちょっとお客さんを集める方法を考えてやっていきましょうよ!」ってなりますよね。
なぜか、起業する、したいのに、ほとんどの人の自己認識が凄く低くて、従業員マインドのまま社長業をしようとする人が多いです。
私のように遠回りしないで起業するには、はっきり言うと、社長になった時点で言い訳なんてできないんです。100歩譲って騙されたとしても、騙された自分の責任になるんです。
善悪は置いといても、騙されるのが悪いと言われるのが、社長の世界なんです。だから社長は騙されてはいけないということです。
となると、商材も詐欺なのかどうかの判断はしづらくなりますよね?
購入した人が最後までそのノウハウを言われたとおりに、やっているかどうかわからないからです。詐欺商材に肩入れするつもりは毛頭ないですが、買う前から詐欺商材に気付けないのがそもそも悪いということです。
いずれにせよ、認識が全く持って低いんです。
自ら、ビジネスを作る、やるのであれば、従業員、お客さんレベルの意識では全く持ってダメだということです。
これから自分でビジネスをやっていこうと思っている人が、お金払って勉強していても、お客さん気分でビジネスをやっているなんてことはあり得ないということを認識しましょう。
必要なことはだたひとつ、「プロ意識」です。
ビジネスでも、自分がプロ野球選手たちと同じ意識でいない限り、
「なんでオレはこんな一生懸命にやっているのに結果がでないんだろう??」
と思って自分に対して正当化する人がいます。
でも、一生懸命やるのはプロだったら当然ですよね。一生懸命やった上で、成果が出るか出ないかわからないけど、一生懸命やるのがプロの世界です。
例えば、プロ野球選手がバッティングコーチに教えてもらっていて、一生懸命素振りしてフォーム改善とかしてもらって、でもバッテイングの成果が出なかとしましょう。
もし、その選手が「あのコーチ、マジで詐欺だぜ!」なんて言ったところで、
「そうですか・・・」という話にしかなりませんよね。w
だったら、自分の思うようにやって結果をだせよということなんです。別に結果さえだせれば、コーチに従う必要もないですからね。
なので、「頑張っている」という言葉は自分として美徳に受け入れることが多いのですが、そんなものはビジネスの世界では「普通」です。
プロ野球選手が、素振りを毎日500回やっている。これがプロ野球選手の中でも常識だったりするわけですが、その中で
「毎日500回素振りしているオレは頑張っている!」
なんて言っている人がいますか?
みんなやっているわけですから。それで頑張っていると思うのであれば、単純に基準が低いということなんです。
大事なのは、500回素振りをした所から、もっと練習して本当に打てるようになるかどうか。さらに、試合で活躍できるかどうかなんです。
それも結果はわからないけど、練習し続けてより精度を高めて結果を出すのがプロなんです。
この「意識の差」が、凄く大事なのです。
意識の差が変われば・・・
この意識の差に気づくことができたら、言い訳しなくなります。
自分に対しても言い訳もしなくなるし、これで十分だなんて言う甘えなんかもなくなります。
意識の差が理解できれば、単純に淡々とヤレるようになるということです。
淡々に毎日素振りをする、バッティングでヒットが打てないのであれば、なぜ打てないのか考える、
インコースの内側の低めが打てないとなったら、打てるためにはどうすればいいかなというのを考えたり、他の選手に単純に聞いたりとかするわけです。
そこに対して、「オレは努力してるのになぜ打てないんだ??」と言ってたってしょうがないですよね。
なので、淡々とやるべきことをやるという意識を持つ。そのためには、「プロ意識を持つ」ということが大事なのです。
サラリーマンでいればいるほど、基本的に周りの意識が低いので、この意識が持てないし、気付けないわけです。
周りの人達が、草野球選手のように、「今日酒飲みにいくぞ!」とか「今日だりー!」とか「素振りしたくねぇ〜」とか言っていると同じ仲間ですよね。
もし、起業や独立を考えているのであれば、その中からまず抜けださなければいけません。
私が、起業しても最初の頃に苦しんだのは、中々この意識が持てなかったからです。
この意識に気付いてからは、いつもの人付き合いを一時的に辞めて、家で淡々とやっていたので、いつの間にか自分の基準値もあがってきました。
120%の力で、淡々と毎日ブログを更新して、動画撮ったり、音声撮ったりしていたわけですよ。そしたら自分の基準というものがどんどん上がってきました。
それで、表に出た時に、周りの基準がめちゃめちゃ低いということに気付いて、全然自分の文章力がうまくなったんだなと気付いたできたということです。
まとめると、
この「オレは社長だ!」という意識を常にもってください。まずは、自分が自分という人間に仕えたらどうだろうということを意識していけばいいと思います。
従業員の時って社長のことや会社のことをシビアな目線でたくさん見て、あーだこーだ言えるじゃないですか?
社長の文句を言う人も少なくアリませんよね?
でも、自分が社長になった時にどうなんだってことです。
自分という社長を自分という従業員の目で見た時に、ちゃんとした目線で社長にちゃんと仕えられるのかというのを判断してみてください。
ヤバイと思ったら、そのレベルを当然あげていくということをやればいいということです。
基準をあげていけばいいということです。
全てにおいて意識を高いレベルにあげてやっていってほしいなと思います。
それだけで、間違いなく他の人間よりも、意識の部分で差がつけられると思うので、当然ですけども思考が変わって、行動が変わるから、結果も変わってくるようになるということです。
ということで、今日はここまです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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