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起業したいと思ったら考えるべき2つのこと

起業したいと思ったら考えるべき2つのこと

こんにちは WebコンサルタントのKENT(@okutaro247)です。

 

あなたは起業したいと思ったことがありますか?会社員として仕事をしていると起業してみたいなと思うことが、一度くらいはあるんじゃないでしょうか。

 

自分の思いついたアイデアで社会を変えていけるんじゃないか?という素晴らしい考えで突然起業を目指したいなと思ったり、会社の都合や家庭環境などどうしようもない事情で起業したいなと思うこともあるでしょうし、またクソ上司の一言が原因で起業したくなったというケースもあると思います。

 

まぁ理由は何であれ、いつかは起業したいと思った時、必ずやっておいた方がいいことがありますので、今日はそんなお話をしていきたいと思います。

 

起業したいという人がよくはまってしまうパターン

 

まずは代表的な起業したいあるあるの話を先にお伝えしておきます。

 

いつか自分も起業したいなと思っている人は大抵の場合、まずビジネス書や自己啓発本など読み始めます。

 

本屋に行けば「成功への◯ステップ」「ゼロから起業して〜」「私はこうやって起業しました」みたいな本が山ほどありますよね。こういう本を読んでいるうちは自分でもできるような気がしてモチベが上がっていきます。

 

しかし書いてあることは、自己啓発でモチベを上げたり、今の仕事でまず結果を出せ!とか マネジメント経験しろとかそんな抽象的なものが多いように思います。

 

最終的に自分が具体的に何をすればいいかということは本では学べません。するとやっぱり自分で考えるしかないよな!ということで次にビジネスプランを考え始めるようになります。

 

ただ大抵の人は、何か明確なプランがあるわけではないので、学生時代のアルバイトの経験や勤務先の仕事に関連する事業など、自分がイメージできる範囲であのビジネスなら絶対儲かると思うんだよな!と妄想を始めます。

 

例えば、飲食店のアルバイト経験がある人は、こんなおしゃれなカフェあったら絶対儲かるぜとか、 仕事でエステ業に関わっている人だったら、こんなエステあったら絶対流行るわと言い始めます。

 

しかし、儲かりそう、流行りそうだくらいの安易なプランでは本当に踏み出せないものです。かといってこれ以上本を読んでもあまり得るものもなさそうだと、そこまで来るととりあえずなんかやってみようという思考になります。

 

そして、コストをかけずに自分でもすぐ始められるようなものはないかな??とネットで情報を探し始めるんですよね。すると転売やアフィリエイトに引っかかります。

 

さらに個人でネットショップを開いて家にある中古品の販売をやったり、料理や手芸教室を自宅サロンとして開業したりしていきます。

 

そして、多くの人の行く末は、この二つのどちらかになっていきます。

・ある程度利益が出るまで頑張ったんだけど全然楽しくない

・楽しいけど労働の割に全然利益が出ない

 

過去500名以上の方の相談に乗ったりお話を伺ったりしてきましたが、やりたいビジネスモデルの明確な目的がない状態でぼんやりと起業したいというふうに考え始めた8割ぐらいの人が、このルーティンを通っています。

 

ちなみに僕も通りましたwww

 

起業したい人はホントのところ何からやればいい?

 

上記のようなルートを通ることが別に悪いと言ってるわけではありません。

 

心底楽しんではいないけれど、しっかりビジネスを軌道に乗せて 自分が望んでいた生活を手に入れて満足する人も沢山います。

 

一方で3、4年かけて頑張ってみたけどたどり着いた場所は望んでいた場所と違うという場合もあります。それでは切ないですよね。

 

というわけでここからは、これまでの経験を踏まえて起業したいという人が最初に何を考え、どう行動していけばいいのかということについてお伝えしていきます。

 

今すぐ起業したい、将来起業したいと考えている人は引き続き読んでみてください。

 

あなたが起業したい理由は?

 

一言で起業したいと言ってもその理由は人それぞれ違います。ただかなりの割合で、起業したいと言ってるわりには、自分でその理由を分かっていない人が多いんですよ。

 

年間で何百人もの起業したいという人にお会いしますが、なぜ起業したいのか?という質問に明確な答えを出せる人はほぼいません。

 

そしてこの理由が曖昧だと必ずと言っていいほど上記のルートをたどってしまうことになるので、起業したいのなら起業したい理由というのを明確にしておきましょう。

 

まず起業したい理由を整理してみる

 

起業したい理由が分からない方は、まず大雑把に以下の2つの軸で考えてみてください

 

①仕事の環境に関する欲求

②仕事の内容に関する欲求

 

起業したいという理由は基本的にこの二つの軸が重なった時に出てきます。例えば、仕事の環境としてどうしても通勤時間を短くしたいとか、上司がいない環境が良いとか、そうなってくると仕事の環境を変える必要が出てきますよね?

 

ただこれだけだと、引っ越ししたり、社内の違う部署にいったり、転職すれば済む問題です。

 

起業したい方は、さらにここから今の仕事の内容に意義を感じないとか、業種や業界自体に興味を持てないとか、もっと自分で発展させていきたいなど、仕事の内容に関する不満や欲求が出てくるようになります。

 

こうなると、もう起業するしかなくなってきます。

 

ここまでくると、転職や引っ越ししたってその先に理想の仕事環境を獲得するのは不可能に近いと思うようになってくるからです。

 

この二つが重なったときは必ずと言っていいほど起業したくなるでしょう。逆に言えば、この二つが明確に重ならない時は特に起業するまでの感情は生まれません。

 

改めて自分は本当に起業したいという気持ちがあるのかを考えてみましょう。

 

もし仕事の環境か仕事の内容かと、どちらかひとつが主な理由になるんだったら、転職や社内異動、それか引っ越しを検討した方が絶対良い結果に結びつきます。

 

実際に起業したいと言って相談に来られた方も半分くらいは、最終的には転職や社内異動など、起業以外の選択肢を取ります。

 

ただこの二つの軸に対して、両方に強い不満や欲求がある場合は起業は素晴らしい選択肢になり得ます。

 

その理由は、 強い不満や欲求がある人は人生における仕事の優先度が 高いと言えるからです。

 

アフター5が人生の醍醐味だと思っているタイプの人は、この両方に強い不満や欲求が発生したりはしませんので起業するまでに至りません。

 

この二軸に対する強い不満や欲求は、裏を返せば仕事に対して充実感や満足度を強く求めている証拠です。

 

起業して成功を掴みたいという人ほど、人生における仕事の優先度が高い人だと私は思うので、これが最低限満たしているか自問してみましょう。

 

起業の大前提、◯◯を胸に刻め!

 

起業したいと思った人は、明確に言葉ができていなくてもほとんどの場合、今の仕事の環境と仕事の内容の両方に何かしらの不満や欲求を持っているものです。

 

せっかく起業するのならば、自分も満足できるような最高のサービスを作りたいですし、理想的な労働環境も整えたいという風に両方をうまく成立させようとします。

 

好きなことを仕事にして自由に働くみたいな考え方はまさに代表例です。しかし起業するということの大前提として、もう一つ条件を満たす必要があります。何よりも優先すべき条件になります。

 

それは何かというと、「持続可能な利益を出し続ける」ということ。

 

これがめちゃくちゃ大事なんですよ。起業を経験したことのない人は、この条件がわかっているようでわかっておらず、しっかり計画にさえ盛込ていない人がほとんどです。

 

起業するということは大前提として「継続的に利益を出し続けられる」ということを必ず満たすべき条件に入れておく必要があります。なので、満足できるような最高のサービスを作りたい、理想的な労働環境を整えたいというのは2つ目、3つ目の条件になるということです。

 

でも、みんな起業したらこの3つのバランスをいっぺんに叶えようとするので余計にうまくいきません。

 

この3つをいっぺんに叶えようとするのは難易度がめちゃくちゃ高いというか、無理があります。

 

何を優先させるのか決める

 

もしあなたが本気で起業したいと考えているのなら、必ず持続可能な利益を出し続けるということを優先する必要があります。

 

ですからもしあなたがこれから起業をはじめるというのであれば、自分の願望は一つしか盛り込まないことをお勧めします。

 

二兎追うだけでもかなり難しいものですから、いきなり三兎追いかけてしまうのは無謀だし、失敗のもとにもなってしまうということです。

 

もしどちらかしか達成できないのであれば、あなたはどちらを選びますか?

 

仕事の内容?仕事の環境?

 

基本的には最初はどちらかしか成立させられないと考えた方がいいので、この2軸のうちどちらを優先的に達成するのかを考えておくことは非常に重要ですよ。

 

よく相談に来られるケースとしては、

 

・転売で多少のお金が稼げるようになったものの、やりがいを感じられないから辛くなってきた。

・自宅サロンを開いてすごく充実はしているんだけど、 労働時間や負担が大きすぎる割に利益があまり残らないのでしんどい。

 

という悩みがよくあります。これらはほんとよくあるケースで、途中から当初の目的とズレた方向性に努力をしてしまったことが原因で起こっています。

 

利益を出し続けるという大前提の条件を忘れて、三つを中途半端に同時に追いかけようとした結果、努力の方向性を間違えて本来の目的とのずれが発生してしまったからです。

 

最初から片方ずつ達成していくイメージを作れていなかったため、せっかく築き上げたビジネスも次にうまく活かせられず、最後はやめてしまう、

 

なんのためにビジネスをはじめたのかもわからないという状態は、呆れるくらいもったいない話なので気をつけましょう。こういった事態を避けるためにも、起業したいあなたはまずどちらを優先すべきかをはっきりイメージしておきましょうね。

 

今の仕事に関する状況をたった一つしか改善できなかったとしたら、あなたは何を変えますか??

 

よかったらライン@にて答えを教えてください♪

 

本日の記事は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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