世の中を生きていてどうしても避けられないことってありますよね?
その中でも、人間関係からは背くことはできません。それでも、社会には人間関係を築くことが苦手な人がゴマンといます。
避けては通れないのに、自から人間関係を拒否してしまい、家に引きこもってしまう人も少なくありません。
はたまた、口下手で会話がうまくできずにうまくコミュニケーションが取れないという人もいます。
営業マンだったら失態ですよね。
ということで、今回は、人間関係がだるい、口下手やけどもという人のために、少しでも初対面の人との関係を構築しやすい術をご紹介していきたいと思います。
この人の話、つまらんわぁ〜
「初対面の人でも、うまく打ち解けることができれば苦労しないのになぁ」とお悩みのあなた。
それができれば、ビジネスの話はトントン拍子でうまくいくことでしょう。しかし、打ち解けられないのであれば、ビジネスでは失敗してしまう確率があがります。
打ち解けられない=なんだこいつ・・・
ですからね。
ビジネスは、双方の信頼関係がないと、絶対にうまくいきません。
誰とも打ち解けられないビジネスマンは、会社にとってマイナスですし、仕事もできないやつだと思われて、いつしか必要とされない存在になってしまいます。
契約もとれないまま、「会社にとって役に立たない人」というレッテルを貼られてしまいます。
また、初対面の人に「この人一緒にいてもつまらんわぁ・・・」と思われたら。。。
その後、どんなに親しくしたい人でも、軽い挨拶を交わす程度の薄い関係になってしまうかもしれません。せっかく、相性のいいパートナーだったとしてもですよ。
そんな関係になってしまったら、稼げるはずのビジネスチャンスも失ってしまったことになってしまいます。
なので、大事な人の縁を落とさないためにも初対面の人と打ち解ける能力は、とても大事なスキルだと言えます。
このスキルを日常で上手に使えるようになれば、最高のビジネスチャンスも自分が知らないうちに落としていたなんてことはなくなります。
なかなかこのスキルを持っている人、実はそう多くはないんですね。なので、今下手くそだの苦手だの思っていても心配する必要はありません。
逆に、初対面の人と必ず打ち明けれるぜ!って人がいたらそれはそれですごい才能の持ち主です。
アイスブレイク
初対面の人と打ち解ける能力というのは、実はすごい能力です。
では、初対面の人に心を開いてもらうためにはどんな方法があるのでしょうか?
それには「アイスブレイク」というものがあります。
これは話し合うきっかけを作るために、ちょっとしたゲームやクイズ、運動などを行うことです。
アイス、すなわち硬くなった心を、ブレイク、壊すというわけです。会議前にこれを導入する会社は結構あるようです。
例えば、全身じゃんけんとか、共通点探しゲームとかをしてみたり。こうした遊びをみんあでやることで、雰囲気は和らぎ、コミュニケーションは円滑になります。
この効果は、会議での発言の機会も増えるので、普段の会議がマンネリ化しているのであれば、効果が期待できます。
でも、初対面の人だと、いきなりゲームをするわけにもいかないですよね。
ではどうするのかというとそれは「雑談」です。
おもしろい雑談をすることができれば、それだけで、最強のアイスブレイクができるようになります。
雑談は、ビジネスの現場では、潤滑油です。
本題に入る前には、必ずといっていいほどくだけた会話を交わし、お互いに人となりを知ることがとても大切です。
ただ、人間関係が苦手な人、口下手な人ってこの「雑談」が苦手な方が多いんじゃないでしょうか??
もし、そうだとしたら今すぐにあなたの悩みは解決できます。
あなたが、初対面の人との人間関係を苦手だと思っているのは、あなたが単純に「雑談」のやり方をしらないだけです。
「雑談」って何も考えないで話すことのように思いますが、慣れるまではちゃんとやり方というものが存在します。
これも自転車や、自動車の運転をするのと同じです。
車を運転する人ならば、運転中にサングラスをかけてみたり、音楽を変えたりできますよね? これは、運転の方法を知って、慣れたから苦手意識がなくなったから他、なりません。
雑談も一緒なんですから。
「雑談力」を鍛えれば、あなたは初対面の人だろうと、誰とでもペラペラ話せるようになれると思いませんか??
これは今、雑談力がないと思っている人でも、意識的に行えば必ず身につきます。
雑談力は、ある種スキルです。自動車を運転を習得するがの如く、学んでみてください。習得すれば、数億円はくだらない価値があると私は思います。
雑談力をあげる4のコツ
雑談力をあげるには4つのコツがあります。
まずひとつ目は、
1,質問上手になる
初対面の人と打ち解けるには、コチラが相手に興味を持っていることを示すとうまくいきやすいです。
つまり、相手に質問をするということ。
その質問がすっと出てこないのであれば、5W1Hで考えてみるとよいでしょう。
どこで、誰が、いつ、何を、なぜ、どのように
の質問を投げかけると話が広がりやすくなります。相手の名前を読んだり、相手の返事に対して頷いたり、相槌しながらまずは質問をしましょう。
2,共感する
相手の気持に共感する。これだけで相手は褒められているように気持ちよくなります。
「え〜まじですか!!」
「へぇ〜すごいですね!!」
「へぇ〜なるほど!」
こうやって共感するだけでいいのです。会話にしっかりリアクションしてあげないと、相手は「たのしくないのか?」とネガティブになっていきます。
相手を不安がらせないように、オーバーリアクションするくらいがちょうどいいです。
共感は、相手が作るこころの壁を大きくとっぱらってくれます。
3,天気、季節ネタを利用する
天気や季節のネタは、相手や場所を選ばない、最強の雑談ネタとなります。
例えば暑い日が続いていたら「最近、めちゃめちゃ暑いですね?いやぁ私北海道の山奥出身なので、暑いのが本当に苦手なんですよ。◯◯さんのごご出身はどちらなんですか??」
とさりげなく聞くことで話題を広げていくことが可能です。
4,相手に興味を持つ
実はこの4つ目がこの中で一番大事なことになります。
プロのインタビュアーや、営業の達人と呼ばれる人たちはみな「下調べ」をかなり緻密に行います。
これ当たり前なんですけど、出来ていない人が本当に多いです。特に仕事の受注をもらうクライントさんのことはよく調べていかないといけませね。
相手がどういう人なのということまでわかれば、大分楽になりますがわからなければそれはそれで大丈夫です。
その時は、相手にフォーカスして興味をもって会話することで雑談ネタを作ることができます。
今なら、対面する前に、名前をしっていたらFacebookなんかで交流したり、下調べしておくのもいいかもしれませんね。
その人がゴルフに興味があったら、趣味の話を持ち込んだ時に、「最近ゴルフはじめたんです。」というだけでも相手は食いつてくるでしょう。
これらの4つのコツを使うだけで、あなたは初対面の人とまるで親友のように話が盛り上がれるようになります。
まだ、苦手意識、不安など持っているかもしれませんが、あなたが初対面なように、相手も初対面であるということもお忘れなく。
また、あなたが、苦手意識しすぎるのは、フォーカスが自分に向いているからでもあります。自分を守りたい、自分が大事だと、すべて矢印が自分に向いているので、それを相手に向けるだけでこの苦手意識は降伏できると思います。
常に、相手目線であること。これは人間関係を構築していく上でもとても大事なことになります。
あなたが初対面の人に興味を持てば、相手としても嬉しいはずです。
後記
雑談力を身につければ、初対面の人にも興味を持ってもらえて打ち解けることができます。
打ち解けることができれば、その人はもう他人ではありません。
営業先であればよきパートナーに。コーチコンサルタントであれば、良きクライアントに。
また、ただのビジネスだけという枠以外にも、月1で飲み会に誘ってくれたり、定期的に連絡をくれたりするあなたの良き理解者になってくれる人かもしれません。
人間関係が苦手というのは、当たり前です。
「すべての悩みは対人関係にある」とあのアドラー心理画のアドラーさんも言うように、対人関係で悩まない人はいないんです。
ならば、割り切って雑談力というスキルを身につけて人の交流を増やしていったほうが圧倒的に人生が豊かになります。
あたまごなしに、人間関係から背いてしまうのは本当にもったいないことなので、勇気を出して、初対面の人と打ち解ける能力を身に着けてみてくださいね。
今回のお話は、ビジネスのみならず、最高の仲間を作るためにも良い方法です。雑談は、ビジネスにおいて神氣です。
私ですら、最初はあなたと同じように人前で話すことが苦手だったので、口下手は必ず直せます。雑談ができると、すぐに来てくれた人と盛り上がって商談なんかもまじでスムーズになります。
ですから、みなさんも雑談力を磨いていってください。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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