これからはAIとVRだ!と昨年からメディアでも話題になるAIとVR。個人的に両方体験してその凄さを実感しています。
AIとは人口知能、VRとは仮想現実のことで、昨年はこれらの元年とも言われた年だったわけですが、知らぬ間に僕らの生活に溶け込んでいてその効果はすげえなぁと思います。
AI搭載型広告が凄い・・・
私はWEB広告も仕事柄扱うわけなんですけども、そのWEB広告の分野にもAIはどっぷり入ってきています。
AIはビッグデータの中から一定のアルゴリズムをもとに、統計をとって最善の答えを出してくれるという機能を提供してくれます。
それは本当に凄いものでして、人間が吸収出来ないレベルの膨大なデータからAIはアルゴリズムをベースに答えを導き出してくれるのです。
従来のWEB広告では、CP内のデータをベースに人が仮説検証踏まえて次の一手を打つというものが広告運用スキルだったわけです。
しかし、AI搭載の広告を使えば、ある程度設定したらあとはスイッチオンで完了です。
やがて、どういった広告だったらアクションがとれるのかわかってきたら、そこから配信先の最適化を全部自動でやってくれるんです。
つまり、自己学習してくれるんですね。
そうなってくると、AIが全部やってくれるから、従来の広告運用スキルはもはや不要になってきます。
Facebook広告は特にAI広告が素晴らしく実装されているので、今は広告媒体としてとても効果的です。
Facebookはアクティブユーザーが2600万人いて、その中の人達の「いいね!」やシェアといった行動、何か興味をひいた情報を色んな角度から細かくデータを取得しています。
そして、
この人は◯◯に興味があって◯◯なものは必ずイイねしている
あの人は◯◯に興味があって◯◯なものは必ずイイねしている
あらゆるユーザーの行動記録をデータとして持っているんです。そしたら、AIが勝手に判断してその人に最適な広告をタイムラインにさりげなく出してくれるのです。
人の手が介在しなくてもここまで出来るって凄い話ですよね。
このように、AIは人が頭に汗をかいてやってきたようなことを代わりにやってしまうすごいものなんですね。
素晴らしいAIを開発した先にはボタンひとつで悩みを解決してくれるって世界がもうすぐそこまできているという感じです。
だって、アメリカの超有名企業がこぞって開発を進めていますからね。AIロボットの発達によって、あらゆる仕事がなくなるっていうのも頷けます。
AIロボットと競合した時点で太刀打ちできないことはわかっているので、私たちはこのロボットとの付き合い方を真剣に考えていかなければなりません。
VRの世界
で、もうひとつのVR。VRは仮想現実のことでこれまた凄いですね。
ゴーグルのようなモノを付けることで、一切の視界を奪われた状態にして、脳や感覚までも占拠された状態になるのです。
私は去年、いくつかの展示会に行ってきましたが、電子工学関係ではどこもVR推しでした。展示ブースもたくさんあって本当に多くの企業がVRの機械を作っているので、この世界はすげぇなぁと思った次第です。
実際にジェットコースターのような装置に乗せられて、VR内の映像と装置が連動してまるでジェットコースターにのっている気分になるのです。もちろん感覚も含めて。
乗った後は本当にクラクラして少し気持ち悪くなりました。手汗もかいていたし「ザ・リアル」という感じ・・・。
実際に使ってみた感想は、VRは洗脳装置にもなりうるし、人間の精神を崩壊させるのも簡単なことなんだと思いました。感覚すら操作されてしまうので、視覚から脳に与えるインパクトははかりしれないということです。
今後この分野が進化すると、「VRを見ていたらVRの中で幸せならそれはそれでいいんじゃないか」と思う価値観を持つ人が生まれてきてしまうかもしれません。
将来的には、直接脳や体に電気チップみたいなもを入れるようなことも想定されていて、見た目は普通なのに、今の人間レベルでは考えられないようなことを操作によってですが、普通にやってのけるかもしれません。
もうそれは現実なのか仮想なのかも区別がつけられなくなってしまうわけですね。今の段階ではゴーグルをかけて仮想現実ってことを認識できるわけですが、脳内にチップをはめ込むとかになるとちょっと怖いですね。w
VRに関しては、今後どこまで進化してどんなふうに使われていくのかはモラルの部分がとても大事だと思うわけですが、悪いことに使われないように願うばかりです。
小さな部屋にいても、まるで豪邸にすんでいるかのような雰囲気を味わえたり、憧れの人と一緒に過ごしているような感覚をいつでも味わえるようになったら、どこで何をしてようが幸せを感じられるようなことにも可能になるかもしれないですね。
こうやって思うと、さっきまでの話を含めても、これからのVRの世界は楽しみなわけです。これまで未来の未来だった世界がかなり現実に近づいてきている、そんな感じです。
後記
いつの時代も環境も意識も変化していきます。それに踊らされないように、変化する流れを見極め、自分らしく成功するを意識したいと思います。
ロボットと競合すれば勝ち目はないですが、ロボットと協力すれば面白くなっていくでしょう。これからが、さらに楽しみです。
LEAVE A REPLY