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世界一わかりやすいブランディングの講座  その3

世界一わかりやすいブランディングの講座  その3

こんにちは!WebマーケッターのKentです。

シリーズの3回目になります。

 

前回はシリーズ2回目ということで、ブランドを構成している3つの要素うちのひとつ「機能的価値」についてお話しました。

前回のエントリ↓

世界一わかりやすいブランディングの講座  その2

 

今回はその中のひとつ、「情緒的価値」について解説していきたいと思います。

 

ブランディングを構成する要素「情緒的価値」について

 

「情緒的価値」とは簡単に言うと

 

・これいいね!

 

・めっちゃこれ好きなんだわ!

 

といったような、理屈では言い表せないような感覚的価値のことです。

 

機能的価値とは対になる概念ですね。

 

人が何か憧れを感じる時、そのものを持つことで感じる誇りや、それを使うことで感じるワクワクした感情が情緒的価値になります。

 

見た目が好きだからと言うだけで価値を感じることもあります。

 

前回のiPhone の話をしたように、スマホとしての機能はあって当然として、かっこいいとかおしゃれだとかそういった見た目の要素が 購入への判断材料になっています。

 

スマホの機能は Android と iOS で違いはありますが、どの商品にも

 

・通話機能

 

・メールやラインができる

 

・綺麗に写真やビデオが撮れる

 

十分な機能は備わっているので機能に関してはたいして差はありません。

 

このような場合、お客さんは機能ではなく、 所有することで感じるほこりや見た目で商品を選んで購入するのです。

 

「かっこいいし、なんか好きやねん」

 

といったことで、多くの人から iPhone は指示されているのです。

 

つまり、この情緒的価値っていうのが、ブランディングには非常に重要になってきますね。

 

あなたの情緒的価値を発見する方法

 

あなたがビジネスを始めるのであれば情緒的価値を出す必要があります。

 

この情緒的価値は、簡単に言うと人にどう見られたいかということですね。

 

そこに共感してくれる人が現れると、あなたのファンになってくれる可能性が高まります。

 

まだビジネスを始めていなくても、情緒的価値っていうのはすでに自分の中で出来上がっています。

 

これはどうやって発見していけばいいのか?

 

情緒的価値は、あなたが好きなものや育った環境、仕事に対する考え方などから表すことができます

 

まず、紙を用意して思いつきで書き出していってみてください。

 

例)

・マーケティングが好き

・ガジェットが好き

・旅行が好き

・インテリアが好き

・人と話すのが好き

・相談にのるのが好き

・サーフィンが好き

・スノーボードが好き

・ヒップホップが好き

・大阪出身

・海外で生活したことがある

・英語が得意

・料理が好き

・お酒が好き

・食べ歩きが好き

・ファッションが好き

・アップル社が好き

・夕日が好き

・動画制作にはまっている

・頼りがいのある人間になりたい

・責任感のある仕事がしたい

 

etc…

 

こういう情緒的価値をどんどん書き出していって、それを見てくれた人がひとつでも共通点があった時に親近感を抱いて価値を感じてもらいやすいようになります。

 

歳は違えど、境遇や歩んできた道が凄くにていて好きになったとか。共通点から親近感が沸いて、その人に価値を感じるようになった経験とかありませんか?

 

また、名言とかでもいいんですよ。

 

私がアップルを好きになったのも、スティーブジョブスの名言に何度もハッとさせられたからだしね。

 

すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。

 

もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか?

 

このような感覚的な価値というのが、購買行動の意思決定に重要な役割を果たします。

 

今の時代は本当に、機能的価値よりも情緒的価値の方が上です。

 

日本のエレクトリック産業だって昔は諸外国から世界ナンバーワンだと不動の地位を築いていたけど、今は世界に追い抜かされています。

 

この最たる原因は機能的価値ばかり追い求めていたからですよね。

 

今勝っている企業っていうのは、情緒的価値を理解できている企業です。みんながほしくなるのはこういうことなんですよ。

 

ということで、あなたも情緒的価値を書きだして、どんな価値を魅せていけば共感を得られるのか戦略を立ててみましょう。

 

次回はいよいよ、「人間的価値」について詳しく解説していきたいと思います。

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