こんにちは!Kentです。
いつも私は「仕組み化」という言葉を大切にしておりまして、とにかく努力や頑張りで解決していかないことを意識してます。
事業はポイントだけ抑えてしっかり取り組んで仕組み化していけば、ちゃんと儲かりますので、変に仕事を増やさない方が良いのです。
特に個人でフリーランスとして飛び回るような人やスモールビジネス、ベンチャービジネスほど徹底的に仕組み化にこだわっていかないとすぐに手が回らなくなります。
だいたいサラリーマン上がりの人は、無駄に仕事を増やしすぎです。
というわけで、今日は楽に事業を伸ばしていくための仕事の優先順位について書いていきます。
▽仕事の目的を理解しているか?
一つ一つの仕事には「目的」があるはずなのですが、毎回その目的を理解していますか?
もし、出来ていないならまず仕事の目的を一つ一つ見ていくべきです。
「目的」の最上流には「事業としての利益」というのがあるわけでして、一旦そこを起点に「この仕事は本当に必要なのかな?」 とか「この仕事が必要なくなる仕組みは 作れないかな?」を考えます。
すると、大抵の仕事は外注に任せたりできたりするので、無くすことができます。
視点を変えずに局所的に仕事を見てしまうから、 一向に仕事が減らないわけです。
小さい効率化を考える前に、そもそもその仕事が必要なくなる仕組みを考えるべきなのです。
この辺は話し出すと長くなりますのでまた別の機会で書きますが、とにかく事業は「要所を押さえて仕事量を減らす」というのが基本的な考えです。
そのためには優先順位をつけるのがオススメです。
▽事業の成功を左右するのが「優先順位」
これはもう間違いなく言えることですが、事業がうまくいくかどうかは優先順位を間違えなかったかで決まります。
なのでビジネスに何かしらの不満があったり、 事業でうまくいっていない部分があったらそれは頑張りが足りないのではなく、優先順位が間違っていると言ったほうがいいでしょう。
優先順位っていうのは、「何からやるか?」のことです。
ここが間違ってしまうと、事業の歯車はうまく回らないです。
だから、優先順位はめちゃくちゃ重要ですね。
スモールビジネスやベンチャービジネスは、基本的には少ない労力で効率よく成果を出していかなければいけません。
そのためにも最低限の経営者の仕事を意識してやることは大事ですが、それに加えて事業の優先順位を意識して、最も少ない労力で最大限の成果が出せるように構造を整えていく必要があります。
で、その事業の優先順位はどのように決めるべきか?という話ですよ。
抽象化しても分かりにくいので、私のビジネスの例にして解説していきましょう。
実例をみてみよう
私が運営している健康系のオウンドメディアでは、基本的に「内製記事」と「記事広告」の2つで構成しています。
マネタイズは「アドセンス」と「記事広告でアフィリエイト」していますが、メインは記事広告ですよね。
記事広告から商品が売れるかどうかが最も重要な部分です。
内製記事は、記事広告から商品が売れるための布石です。要はアクセスを集める役割を担っています。
内製記事にはSEO施策したキーワードを散りばめて書いてあるので、そこでクロールされた記事がトラフィックとして流入してきます。
私からすると、最も優先順位の高いのは記事広告だからそこに関係する部分は私が力を入れて、後の内製記事や他の作業(アップロード、編集、画像集め)というのは、全部他の人に任せています。
内製記事は、ぶっちゃけアクセスが集まればちょっと荒くて完成度が低くても構わないので、外注化して他人ができる仕組みに落とし込んでいます。
こうすることで、私はマネタイズの部分だけに集中することができ、月に数記事書くだけで数百万の売上があげることができます。
後、優先順位として意識しているのは以下の3つです。
拡販力
メディアを運営する上で最も大切なことは、アクセスとコンバージョンです。Web でも販売するにはまず顧客との接点が必要です。
いくら良い記事を書いても、アクセスが集まらなければ何の意味もありませんからね。
できるだけ広くリーチできる手段がないといけないので、 SEO と SNS といったソーシャル メディアから集めてきます。
SEO は検索エンジンからの流入 、SNS は Facebook Twitter Instagram から流入にになります。
ソーシャルメディアと言われる時代だけあって、 これらを上手に活用することでアクセスを大きく伸ばすことができます。
優先順位としては、内製記事を書くのと同じくらいなので、自分でやらなくても回せるよう仕組み化しています。
コピーライティング
販売にはうまく魅力を伝えられるかと言うスキルは必要です。
ここも外注すればいくらでも上手に書いてくれる人はいるので、外注すれば問題ありません。
実際には、 効果を見ながら PDCA を回す必要があるので、 自分でスキルを磨いていく必要があります。
自分のように情報を発信していくビジネスを行うのであれば、 学びという観点から優先度は高いです。
商品力
商品力がずば抜けていれば、販売は非常に楽になります。
周囲からも「これは絶対に買ったほうがいい」と言われるくらい商品力を高めておくと営業計画がスムーズになります。
メディアの場合で言うと、「記事広告」の質ですね。
いかに記事広告の質を高めることができるかとでコンバージョンが変わってくるので非常に優先度は高いのでここは自分で行います。
タスクの整理をして優先度をつける
こうして事業を分解していくと色々見えてくるものがあるので、それを一つずつ優先順位をつけて、 必要な仕事なのか、仕組み化はできないのかというのを考えていきます。
ざっくりメディア運営の仕事でも
・内製記事作成
・記事広告作成
・キーワード選定
・アクセス、コンバージョンの管理
・アナリティクス
・SNSの運用
・広告運用(リスティング、PPC,FB広告etc)
・商品リスト
・コンテンツ作成
・画像集め、編集、WordPressのアップロード
・コピーライテイング
・顧客対応
こんな感じで仕事があります。
優先度決めて仕組み化することで自分のやることを2つ3つに絞れば複数メディアを運営しても忙しくなることもなくなるというわけです。
そりゃひとりでやったら大変ですよ!
あなただったらどのように優先度決めて、作業を仕組み化していきますか?
まとめ
順位の付け方は 最初にも言ったようにマネタイズに近いものから取り組んでいきましょう。
仕組みとは、 PDCA の軸を作るということで目的と KPI を共有し、振り返りと改善ができるような継続性のある機会を作ることを言います。
もし、人を育てるというのが優先度の高い作業として上がっているのなら、「育成」の優先度を上げて PDCA の軸を作るという作業を 率先してやるべきです。
私がメディアを運営する際に最も意識している仕組みはこの三つです。
・SNSからのアクセスを伸ばす仕組み
・ 検索エンジンからのアクセスを伸ばす仕組み
・ 効率よく品質の高い記事が作成される仕組み
特にこの三つに対してPDCA の軸を作って回していってるので、後は適切なタイミングで適切な施策をやるだけで1日数時間働くだけでも事業が自走していくのです。
事業を楽に伸ばしていきたい方は、まず「優先順位」決めて考えてみてください。
LEAVE A REPLY